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本日ご紹介するタイル張り替え工事事例は、大阪市西区の10階建てテナントビルの案件です。こちらのビルのタイルは、かなり痛みや損傷が激しく、通りから見た外観もあまり良くありませんでした。今回は、その外観をよくするため、また外壁劣化による雨漏りを止めるためにタイル張り替え工事を発注していただきました。
ビルの3面のタイルを総張り替えすることになりました。タイル数は全部で約1万5000枚使用しました。まったく張り替え前と同じ材質・色のタイルはないので、それに近い色合いのタイルを選んで張り替え工事を行います。
まずは、タイルの打診調査を行います。打診棒でタイルを叩いて、空洞化している部分、割れている部分を探します。これらのタイル部分はマーキングし、タイルをはつり、下地の空洞を補修してタイルを張り替えます。タイル面の壁面奥の浮きを補修する場合は、タイル目地にドリルで穴をあけエポキシ樹脂を注入し補修します。
下地をきれいにし、新しいタイルを張っていきます。タイルを張ったあとには、目地をセメントでしごき(セメントを詰めていく作業)、きれいに拭き取った後、さらにその上からクリア塗装をしております。これは、目地が雨水を吸わないようにするためです。
クリア塗装は、タイルの綺麗さを保つ目的もありますが、機能的には目地のセメントの劣化を防ぐ役割もあります。セメントはアルカリ性なのですが、酸性雨が染み込むことによってセメントが“中性化”してしまいます。中性化したセメントは砂に戻りボロボロになってしまいます。これを防ぐためにもタイル張り替え時のクリア塗装はお勧めしています。
工期は3ヶ月でした。お客様の導入コストは約1,500万円です。窓周りのコーキングも打ち直しております。
今回の工事は、テナントビルであったので、ビル内のテナント様(会社様)に作業中の騒音などで迷惑がかからないように気を遣いました。1件1件、テナント様にご挨拶しに行くのは当然のこととして、できるだけドリルや工具の音が響かないように作業させていただきました。
タイル張り替え工事後は、「見た目もすっかり綺麗になって、雨漏りの心配もなくなった」と、発注者様には喜んでいただきました。大阪でのビルやマンションなどのタイル張り替え工事をお考えでしたら、どうぞお気軽にお声がけ下さい。現場を丁寧に調査し、見積もりさせていただきます。これからもお客様のお役に立てるよう頑張ってまいります。→大阪のタイル張り替え工事のことならアルファサービスへ
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